技術会議が深谷市の現場を視察
技術会議は国家行政組織法上の「特別の機関」であり、国の農林水産に関する研究開発の方針等について議論しています。
今回の目的は国のスマート農業実証地区の視察であり、ねぎの圃場での実証を中心にご見学いただきました。
2022年12月時点で、深谷市内では3件もの国のスマート農業の実証プログラムが行われています。
ひとつの市町村の中で3件同時に国のプログラムが行われることは、非常に珍しい事例です。
技術会議会長の他、4人の委員と技術会議事務局の皆さまを現場へご案内し、まずは、株式会社レグミンによる自律走行型ロボットを用いた自動農薬散布をご覧いただきました。
続いて、株式会社Rootのスマートグラスを用いた農作業における直線引きガイドと、作物の大きさの計測技術をご覧いただきました。
技術会議の皆さまからは、両社に対して熱心な質問が多くされました。
深く技術に踏み込んだやり取りも行われ、Rootについては、当日のやり取りが新たな技術開発にもつながりました。
技術会議と深谷市長らによる意見交換を実施
現地視察終了後、場所を深谷市役所に移し、技術会議と深谷市長、農業生産法人 有限会社ファームヤード 吉岡社長らとの意見交換が行われました。
深谷市におけるスマート農業・アグリテック集積の取組、深谷ねぎの栽培についてなどをはじめ、出席者それぞれの視点により様々な角度から活発な議論が行われました。
技術会議の皆さまと、スマート農業・アグリテックに取り組む現場での様子について有意義な意見交換ができ、深谷市にとっても今後につながる貴重な視察の機会となりました。
(市長公室写真)
深谷市 DEEP VALLEY 運営事務局