「現場の声」で徹底議論!アグリテック現地交流会を行いました

2023.02.15

2023年1月31日(火)、深谷市役所にて、農業現場で役立つ技術やサービスを所有・構想している企業と、地元農家・JA関係者・行政関係者による交流の場として、アグリテック現地交流会が行われました。
当日は総勢18団体26人の方にお集まりいただき、2グループに分かれて農業現場で役立つ技術のご紹介や率直な意見交換が行われ、大いに盛り上がりました。

交流会の様子

各社のソリューション紹介と、現場からの直球意見!

今回ご参加いただいた企業の多くはDEEP VALLEY会員企業の皆さまです。
DEEP VALLEY会員とは、深谷市の農業課題の解決や農業の発展に向け、市と協力しながら意欲的に取組んでいただけるパートナーとしてアグリテック企業や農業生産者を認定する会員制度で、数多くの企業・農家の方にご参加いただいています。
会員企業は自社が持つ製品・技術をHP上の「アグリテック一覧」に掲載することができ、今回もアグリテック一覧に掲載されているソリューションが多数紹介されました。
当日は総勢18団体26人の方にお集まりいただき、2グループに分かれて農業現場に役立つ技術のご紹介や率直な意見交換を通じて、農業現場に役立つ技術やサービスをより現場へ結びつけるための課題や現状を共有しました。

実際の製品を目の前に技術や構想を紹介し、それに対して現場意見として農家・JA・行政関係者、他参加企業から意見や質問を受け付け、現場ニーズや課題に感じていることを徹底討論しました。
本交流会は事業構想段階での参加も受け付けているため、「日頃の不満を聞かせてほしい!」と参加された企業も見受けられました。
不満から課題が見え、それを解決する技術をみんなで考え情報を共有する。自然とそのような流れが生まれ、幅広い議論が生まれました。

参加者からは「納得」と「驚き」の声が。今後への「期待」も

参加者の皆さまからは今回の交流会を通じ、「活発な議論ができた」、「実際の農家さんやJA等の切実な声を聞くことができた」という声や、「多様な業界から情報を聞くことができ、刺激になった」という声が挙がりました。
一方で、「企業間同士の連携ができると、もっと現場に落とせると思った」、「市場関係者や流通業者、加工業者など、生産者以外の関係者も増えてほしい」といった声もあり、今後の交流会に反映させてより現場課題の収集や多方面からの視点が作れる交流会にしていきたいと考えています。

農業現場とのマッチングや、参加企業との意見交換に向けたマッチングも取り組みます!

Agritech Awardが4回目の開催を迎え、深谷市内でも複数のアグリテック実証実験や有償サービスの提供が開始しています。
DEEP VALLEY運営事務局は交流促進もアグリテックの現場導入に向けた重要な取組の一つとして捉え、現場とのマッチングや企業同士の共創を支援する取組を今後も継続していきます。

「深谷市の現地交流会に参加すれば、農業現場の今が分かる」
そのような会となれるよう、これからも交流促進事業を加速させて参ります!