農林水産省若手職員が深谷市のスマート農業を見学・体験

2023.09.20

2023年7月7日(金)、農林水産省若手職員(以下「若手職員」)による、深谷市の研修ツアーが行われました。今後の農政を担う若手職員の育成を目的に、20~30代の職員52名が参加しました。

交流会の様子

株式会社レグミン、株式会社Rootを見学

今回の研修では、過去のDEEP VALLEY Agritech Awardにおいて、現場導入部門最優秀賞を獲得し、現在深谷市内で事業展開している株式会社レグミン、株式会社Rootを見学しました。

株式会社レグミン事務所への訪問では、同社の担当者から業務内容をご紹介いただいたほか、ロボットの製造や今後の事業展開についてご説明いただきました。

交流会の様子

続いて訪問した株式会社レグミンの事業拠点では、自律走行型ロボットを見学。ロボットの操縦などをしながら、実際に体験していました。

交流会の様子

その後、市内の圃場で株式会社レグミンによる自律走行型ロボットを用いた自動農薬散布を見学したほか、株式会社Rootのスマートグラスを利用した直線引き等の農作業補助アプリを体験しました。

農業のこれからに意見交える

計3か所の現場視察終了後、場所を藤沢公民館に移し、参加した若手職員と株式会社レグミン、株式会社Root、深谷市による意見交換会を行いました。 深谷市アグリテック集積戦略の取り組み、アグリテック企業として農林水産省や深谷市に求めること、深谷市で事業展開していくことを決めたきっかけなど、これまでの取り組みから未来のスマート農業への想いなど、幅広い内容について議論。 参加された皆さまの熱い思いが聞けたことで、今後の深谷市アグリテック集積戦略の取り組みにとっても、非常に有意義な意見交換会となりました。

今回の視察に参加した職員の方によると、「省内でこれだけの人数が集まる研修は年1回あるかないか」とのことで、深谷市としても大変光栄なことです。 今後も農林水産省やアグリテック企業の皆様と共に、農業者目線に立ったアグリテックの普及に向けて取り組んでまいります。