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11月16日(木)、DEEP VALLEY Agritech Award 2023 の最終審査が行われました。
今回は「農業生産部門」、「フードバリューチェーン部門」の2部門において各3者、計6者が最終審査に挑みました。
厳正なる審査により、結果は以下のとおりとなりました。
◆◆農業生産部門◆◆
最優秀賞:株式会社TOWING
【提案内容】『脱炭素・有機転換・減化学肥料を両立する高機能バイオ炭“宙炭(そらたん)”の普及』▶インタビューはコチラ
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【審査員コメント】非常に面白い技術だと思う。廃棄物を資源に変えるという、コスト意識が高い提案だと感じた。深谷ねぎは、圃場での黒腐れ菌などの病気や連作障害が問題になっており、その対策として期待される。
シタラ興産賞:株式会社FieldWorks
【提案内容】『ネギ畑畝間除草自動ロボット開発』▶インタビューはコチラ
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【審査員コメント】省力化実現に向けた素晴らしい提案だと感じた。深谷市の真夏のネギ畑は50度くらいあるのではないかと思うほど過酷な環境であり、こうしたロボットが実用化し、例えば家に居ながらにして自動的に雑草処理ができるのであれば、多くの方に役に立つ。ぜひ深谷市内で実証実験等行っていただきたい。
◆◆フードバリューチェーン部門◆◆
最優秀賞:Green Carbon株式会社
【提案内容】『深谷ネギに次ぐブランディング作物、AGREENを活用した環境配慮米(深谷米)の商品開発と深谷ブランドの確立』▶インタビューはコチラ
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【審査員コメント】クレジットの創出から支援しているのは素晴らしい。農家だけでなく、JA等と連携して進めていく方法も考えられるだろう。また、深谷市は畜産も盛んなので、水田以外の活用方法も積極的に検討していただきたい。
受賞されたみなさまおめでとうございます!
最終審査に進出されたみなさまには、ファイナリスト賞を贈呈させていただきます。
ファイナリストのみなさまの提案はどれも素晴らしく、審査でも票が拮抗するほど甲乙つけがたい状況でした。
最優秀賞受賞企業インタビューは近日公開予定です。
また、ファイナリストの方々だけでなく、今回のアワードにご応募いただきましたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
今後は12月19日(火)に、深谷市役所にて表彰式を開催予定でございます。
ファイナリストの提案をはじめとして、アグリテック製品やサービスの展示会も同時開催しますので、ぜひお越しください。